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高配当株の本は、2冊のどちらかを読めば足ります。選ぶ基準は「今どこで詰まっているか」です。
- 配当をいくらまで増やせるのか、道筋が見えない → 配当太郎さんの『年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資』
- どの銘柄を選べばいいのか分からない → 長期株式投資さんの『オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資』
先にお伝えしておくと、この2冊を私はまだ読んでいません。 なのでここでは中身の要約や感想は書きません。書けるのは「目次と対象読者から見て、どちらがあなたに向くか」だけです。 読んだ本についてはおすすめ書籍のカテゴリーに8冊分の感想を置いています。
- 高配当株の本を選ぶときの基準(今どこで詰まっているか)
- 2冊それぞれの構成と、向いている人
- 2冊を読む順番と、その理由
- 本を買う前に、無料で確かめられること
高配当株でつまずく場所は2つしかない
高配当株を始めた人が止まる場所は、だいたい次の2つです。
1つはゴールが遠すぎて動けなくなること。「月3万円の配当に900万円が必要」と知った時点で、多くの人がそこで終わります。 必要なのは、いまの手元の金額から100万円の配当までをどうつなぐか、という段取りです。
もう1つは銘柄が選べないこと。利回りの高い順に並べたはいいものの、その会社を買っていいのかどうかが判断できません。 必要なのは、長く持てる会社を見分ける条件です。
今回の2冊は、それぞれこの片方に答える本です。だから「どちらが良い本か」ではなく、「いま自分がどちらで詰まっているか」で選びます。
①『年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資』配当太郎
| 価格 | 1,738円(税込・2026年9月時点) |
| 構成 | 全7章 |
| 中心テーマ | 配当を3,000円 → 12万円 → 100万円へ増やす3ステップ |
| 扱う銘柄 | 大型株中心。著者の保有は約9割が増配銘柄 |
この本の骨格は「配当3,000円 → 12万円 → 100万円」という3段階です。 いきなり100万円を目指すのではなく、まず年3,000円の配当を受け取るところから始めて、段階的に上げていく設計になっています。
当ブログで最初の目標は月3,000円で十分と書いているのと、考え方が一致します。 ゴールの金額に圧倒されて動けない人には、この「刻んでいく」発想が効きます。
章立ては、配当をもらうための投資法、3ステップの増やし方、買うタイミング、長期保有、 1株あたり利益からの銘柄の見分け方、増配する会社の探し方、という流れです。
- 配当がいくらまで増やせるのか、道筋を知りたい
- まだ1株も買っていない、または始めたばかり
- 大型株を中心に、値動きの小さい銘柄で組みたい
②『オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資』長期株式投資
| 価格 | 1,650円(税込・2026年9月時点) |
| 構成 | 全8章+巻末付録 |
| 中心テーマ | 長期保有に適した銘柄を見抜く12の条件 |
| 著者の実績 | 元手5万円から始め、年間配当200万円超 |
こちらは銘柄の選び方に軸足がある本です。目次で中心にあたるのが第3章で、 「長期保有に適した銘柄を見抜く12の条件」というタイトルが付いています。
当ブログの高配当株の探し方で「条件で絞ったあと、1社ずつ中身を確かめる」と書いた、 まさにその工程を1冊かけて扱っています。スクリーニングまでは自分でできるようになったが、 そこから先の判断で迷っている人に噛み合います。
他の章は、投資指標3つ、投資を続ける仕組みづくりの8つのルール、暴落を数値化して機会に変える方法、 18年投資して死ぬまで持ちたい17銘柄、ゼロから始めるなら何をするか、という構成です。 巻末には「ケース別・必読の投資本10冊」の付録も付いています。
- スクリーニングで候補は出せるが、そこから選べない
- 暴落したときに何を基準に動くか決めておきたい
- 会社員として働きながら、少額から積み上げたい
2冊の違いを表で見る
| 項目 | 年間100万円の配当金 (配当太郎) | オートモード月18.5万円 (長期株式投資) |
|---|---|---|
| 答える問い | いくらまで増やせるか | どの銘柄を選ぶか |
| 構成 | 全7章 | 全8章+付録 |
| 中心 | 3,000円→12万円→100万円の3ステップ | 長期保有に適した12の条件 |
| 価格 | 1,738円 | 1,650円 |
| 向く段階 | まだ買っていない・始めたばかり | 候補は出せるが選べない |
読む順番は「配当太郎さん → 長期株式投資さん」
2冊とも読むなら、この順番を勧めます。理由は先に到達点が見えていないと、銘柄選びの基準が意味を持たないからです。
「長く持てる会社の条件」を先に覚えても、そもそも何年かけて何を目指すのかが決まっていなければ、 条件は覚えた知識のままで終わります。配当を3,000円から刻んで増やす道筋を先に頭に入れてから、 その道を歩くための銘柄の見分け方を学ぶ。この順番なら、条件の一つひとつが自分の判断基準になります。
⚠️ ただし2冊同時に買う必要はありません。1冊読んで実際に1株買ってみて、 詰まったところで次の1冊を選ぶほうが身につきます。本を読むこと自体が目的になると、いつまでも買えません。
本を買う前に、無料で確かめられること
「まだ本を買うほどではない」という段階なら、当ブログの記事で足ります。1,700円を使う前に、こちらを先に読んでください。
- 高配当株とは?入門ガイド — 言葉の意味から確認したい方へ
- 高配当株は何銘柄から始める? — 最初の5銘柄の選び方と、買うまでの5ステップ
- 高配当株の探し方は3ステップ — 条件で絞る具体的な手順
- 高配当株を買う前に見る5つの数字 — 利回りを最後に見る理由
- 1株から始める高配当株投資 — 数千円で株主になる方法
これらを読んで「もっと体系的に知りたい」と感じたところが、本を買うタイミングです。
高配当株以外なら、読んだ8冊から選べます
インデックス投資やお金の考え方については、実際に読んだ本の感想を書いています。
- お金は寝かせて増やしなさい — インデックス投資を20年続けた人の記録
- ジェイソン流お金の増やし方 — 支出を削ってから投資する順番
- 父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え
- 改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん — 資産と負債の違い
- 学校では教えてくれないお金の授業 — 保険・税金・投資をまとめて
- 働く君に伝えたい「お金」の教養
- 普通の会社員でもできる日本版FIRE超入門
- 夢と金
まとめ
- 高配当株の本は2冊で足ります。どちらが良い本かではなく、いま自分がどちらで詰まっているかで選びます
- 道筋が見えないなら配当太郎さんの1冊 — 配当3,000円から100万円までを3段階で刻む
- 銘柄が選べないなら長期株式投資さんの1冊 — 長期保有に適した12の条件
- 2冊読むなら配当太郎さんが先。到達点が見えていないと、選び方の基準が身につきません
- 同時に2冊買わない。1冊読んで1株買って、詰まったら次の1冊です
本は読んだだけでは配当を生みません。1,700円の本より、その1,700円で買える1株のほうが、 配当が振り込まれる感覚を先に教えてくれます。1株から始める方法も置いてありますので、 迷ったらそちらから覗いてみてください。
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