【高配当株】JT(日本たばこ産業・2914)を徹底分析!
配当利回り5%超・高配当株の代名詞を元公務員が解説

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⚠️ ご注意ください
この記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。掲載データは2025年12月期(2025/12期)確定値をベースにしています(出典:IRBANK)。株価は2026年8月26日終値時点です。最新情報は必ずYahoo!ファイナンス・IRBANKでご確認ください。
📋 データについて:配当金・業績は2025年12月期の確定値(出典:IRBANK https://irbank.net/2914)、株価は2026年8月26日終値です。

高配当株投資を始めると、必ず一度は名前が出てくる銘柄——それがJT(日本たばこ産業・証券コード:2914)です。長年にわたって5〜7%台の配当利回りを記録し、「高配当株の代名詞」として個人投資家に根強く人気があります。

一方で「たばこ銘柄は将来が不安」「ESG的にどうなの?」という声もあります。この記事では、コアラ先生が10年分のデータをもとに、JTの実力と注意点をフラットに解説します。

🔑 JTの最大の魅力:圧倒的な配当利回りの高さ
過去10年で配当利回りが一度も3.5%を下回ったことがなく、5〜7%台を記録した年も複数あります。「利回りの高さ」だけで言えば、国内高配当株の中でもトップクラスの銘柄です。

基本情報

日本たばこ産業株式会社(JT)
2914
食料品(たばこ製造)
東証プライム
12月(12月31日)
年2回(中間・期末)
なし(IRBANKで要確認)
Mevius・Winston・Camel・Natural American Spirit

現在の株価・配当情報

配当利回り(年間配当金 ÷ 現在株価 × 100)
4.11%
株価(2026年9月9日終値)
6,610円
1株あたり年間配当金(2026/12期予想)
272円
計算式:272円(配当金)÷ 6,610円(株価)× 100 = 4.11%
⚠️ 株価の動向によって利回りは大きく変わります。必ず最新情報をご確認ください。

スクリーニング指標

指標JTの数値目安・コメント
配当利回り
(株価に対する配当金の割合)
4.11%(2026/12期予想272円)3.5%以上 ✅ 上回る
自己資本比率
(総資産に占める自己資本の割合)
48.5%(2025/12期)40%以上 ✅
PER
(株価収益率・割安度の目安)
18.04倍(2026/12期予想EPS362.73円)15倍以下 ⚠️ 上回る
PBR
(株価純資産倍率)
2.64倍(実績)1.5倍以下 ⚠️ 上回る
配当性向
(利益のうち配当に回す割合)
81.4%(2025/12期実績)20〜60% ❌ 大きく上回る
ROE
(自己資本利益率・経営効率)
12.48%(2025/12期)8%以上 ✅ 上回る
連続増配年数なし2021/12期に減配、2024/12期は据え置き ⚠️
時価総額
(会社全体の値段)
約12兆3,068億円500億円以上 ✅ 超大型株
財務省の保有比率約33%JT法により3分の1以上の保有が義務 ✅

❌が1つ、⚠️が3つ付きました。配当性向81.4%は利益の8割を配当に回している状態で、増配の余力は小さい水準です。2024/12期には一時的な利益減で192.2%まで跳ね上がった年もあります。財務は自己資本比率48.5%と健全なので、危険という意味ではありません。「利益が減れば配当も動く銘柄」として持つのが正しい理解です。

10年グラフ

2017年12月末の3,631円から2020年12月末の2,102円まで下げました。国内たばこ市場の縮小とCOVID-19が重なった時期です。そこから反転し、2026年8月には6,610円と3.3倍になりました。安く買えた時期の利回りは7%を超えていましたが、今の水準では4.11%です。
増配 減配 据え置き・基準年
2020/12期に154円で据え置いたあと、2021/12期に140円へ減配しています(COVID-19と海外事業の低迷)。そこから2022/12期188円・2023/12期194円と回復し、2025/12期は234円と過去最高を更新しました。2026/12期は272円の会社予想です。減配した実績のある銘柄だと知ったうえで持つ銘柄です。
期末株価で計算した利回りです。株価が底だった2020/12期は7.33%に達しました。そこから配当は増え続けているのに、利回りは4.11%まで下がっています。株価の上昇が増配を上回ったためです。これは「今から買う人の利回り」で、2020年に買った人の利回りは今も7%台のままです。

過去10期の配当金推移

年度1株あたり年間配当金前年比
2017/12期140円基準年
2018/12期150円増配 +10円
2019/12期154円増配 +4円
2020/12期154円据え置き
2021/12期140円減配 △14円
2022/12期188円増配 +48円(回復)
2023/12期194円増配 +6円
2024/12期194円据え置き
2025/12期234円増配 +40円(過去最高)
2026/12期(予想)272円増配 +38円
📝 総評:2021/12期に140円へ減配しています。増配一本槍の銘柄ではありません。ただしそこから回復し、2025/12期は234円と過去最高を更新しました。10期で140円→272円(2026/12期予想)と約1.9倍です。配当性向は81.4%と高く、利益が減れば配当も動く構造である点は変わっていません。

JTの事業内容

事業セグメント内容特徴
たばこ事業(国内)Meviusなど国内ブランド販売国内シェア約60%以上。縮小傾向だが価格改定で収益維持
たばこ事業(海外)Winston・Camel・Natural American Spirit等売上の半分以上を海外が占める。欧州・アジア・中東で展開
加熱式たばこPloom Xなど次世代製品紙巻きからの代替需要を取り込む成長領域
医薬・加工食品鳥居薬品・テーブルマークたばこ以外の収益柱として育成中
🚨 JT投資の主なリスク・注意点
減配リスク:2021年に実際に減配実績あり。業績次第では再度の減配可能性があります。
たばこ市場の縮小:健康意識の高まりで国内外の喫煙率は長期的に低下傾向。
ESG投資家に敬遠される:機関投資家のESGスクリーニングで除外されるケースが多い。
為替リスク:売上の過半が海外のため、円高になると業績・配当に影響する。
配当性向が高い:約75〜80%と高水準で、増配余地は限られる。

🐨 コアラ先生のひとこと

コアラ先生から読者のみなさんへ
💡

この銘柄に注目した理由:
JTは「高配当株の入門銘柄」として必ず名前が上がる存在です。利回りが常に4〜5%台を維持しており、初心者が「高配当投資ってどういうもの?」を体感するにはわかりやすい銘柄。財務省が大株主であることも、一定の安心感につながります。

🌱

初心者へのアドバイス:
「高配当だから安心」と思って全力投資するのは危険です。2021年の減配のように、業績悪化時は配当が下がることもあります。ポートフォリオの一部(たとえば全体の10〜15%程度)に組み込む分散投資の一銘柄として検討するのが現実的です。NISAの成長投資枠との相性は良好です。

⚠️

公務員の方へ:
JTは財務省が約33%を保有する特殊な会社です。職場によってはJT関連の情報が「内部情報」に該当するケースがごく稀にあります。念のため、所属機関のルールを確認しておくと安心です(多くの場合、一般の公務員には関係ありません)。本記事のデータは2025年12月期の確定値(出典:IRBANK)と2026年8月18日終値に基づきます。最新の数字は必ずご自身でご確認ください。

📂 このページのデータはどこで調べたの?

https://irbank.net/2914/dividend(配当金)
https://finance.yahoo.co.jp/quote/2914.T(株価)

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【免責事項】本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。掲載データは2025年12月期確定値をベースにしています(出典:IRBANK)。株価は2026年8月26日終値時点です。株価・配当金・各種指標は常に変動します。投資にはリスクが伴います。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。当ブログは投資助言業者ではありません。

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