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https://irbank.net/2914)、株価は2026年8月26日終値です。高配当株投資を始めると、必ず一度は名前が出てくる銘柄——それがJT(日本たばこ産業・証券コード:2914)です。長年にわたって5〜7%台の配当利回りを記録し、「高配当株の代名詞」として個人投資家に根強く人気があります。
一方で「たばこ銘柄は将来が不安」「ESG的にどうなの?」という声もあります。この記事では、コアラ先生が10年分のデータをもとに、JTの実力と注意点をフラットに解説します。
過去10年で配当利回りが一度も3.5%を下回ったことがなく、5〜7%台を記録した年も複数あります。「利回りの高さ」だけで言えば、国内高配当株の中でもトップクラスの銘柄です。
基本情報
現在の株価・配当情報
スクリーニング指標
| 指標 | JTの数値 | 目安・コメント |
|---|---|---|
| 配当利回り (株価に対する配当金の割合) | 4.11%(2026/12期予想272円) | 3.5%以上 ✅ 上回る |
| 自己資本比率 (総資産に占める自己資本の割合) | 48.5%(2025/12期) | 40%以上 ✅ |
| PER (株価収益率・割安度の目安) | 18.04倍(2026/12期予想EPS362.73円) | 15倍以下 ⚠️ 上回る |
| PBR (株価純資産倍率) | 2.64倍(実績) | 1.5倍以下 ⚠️ 上回る |
| 配当性向 (利益のうち配当に回す割合) | 81.4%(2025/12期実績) | 20〜60% ❌ 大きく上回る |
| ROE (自己資本利益率・経営効率) | 12.48%(2025/12期) | 8%以上 ✅ 上回る |
| 連続増配年数 | なし | 2021/12期に減配、2024/12期は据え置き ⚠️ |
| 時価総額 (会社全体の値段) | 約12兆3,068億円 | 500億円以上 ✅ 超大型株 |
| 財務省の保有比率 | 約33% | JT法により3分の1以上の保有が義務 ✅ |
❌が1つ、⚠️が3つ付きました。配当性向81.4%は利益の8割を配当に回している状態で、増配の余力は小さい水準です。2024/12期には一時的な利益減で192.2%まで跳ね上がった年もあります。財務は自己資本比率48.5%と健全なので、危険という意味ではありません。「利益が減れば配当も動く銘柄」として持つのが正しい理解です。
📊 上の5つの指標は、どれをどの順番で見るかで判断が変わります。見方は高配当株を買う前に見る5つの数字にまとめています。
10年グラフ
過去10期の配当金推移
| 年度 | 1株あたり年間配当金 | 前年比 |
|---|---|---|
| 2017/12期 | 140円 | 基準年 |
| 2018/12期 | 150円 | 増配 +10円 |
| 2019/12期 | 154円 | 増配 +4円 |
| 2020/12期 | 154円 | 据え置き |
| 2021/12期 | 140円 | 減配 △14円 |
| 2022/12期 | 188円 | 増配 +48円(回復) |
| 2023/12期 | 194円 | 増配 +6円 |
| 2024/12期 | 194円 | 据え置き |
| 2025/12期 | 234円 | 増配 +40円(過去最高) |
| 2026/12期(予想) | 272円 | 増配 +38円 |
JTの事業内容
| 事業セグメント | 内容 | 特徴 |
|---|---|---|
| たばこ事業(国内) | Meviusなど国内ブランド販売 | 国内シェア約60%以上。縮小傾向だが価格改定で収益維持 |
| たばこ事業(海外) | Winston・Camel・Natural American Spirit等 | 売上の半分以上を海外が占める。欧州・アジア・中東で展開 |
| 加熱式たばこ | Ploom Xなど次世代製品 | 紙巻きからの代替需要を取り込む成長領域 |
| 医薬・加工食品 | 鳥居薬品・テーブルマーク | たばこ以外の収益柱として育成中 |
① 減配リスク:2021年に実際に減配実績あり。業績次第では再度の減配可能性があります。
② たばこ市場の縮小:健康意識の高まりで国内外の喫煙率は長期的に低下傾向。
③ ESG投資家に敬遠される:機関投資家のESGスクリーニングで除外されるケースが多い。
④ 為替リスク:売上の過半が海外のため、円高になると業績・配当に影響する。
⑤ 配当性向が高い:約75〜80%と高水準で、増配余地は限られる。
🐨 コアラ先生のひとこと
この銘柄に注目した理由:
JTは「高配当株の入門銘柄」として必ず名前が上がる存在です。利回りが常に4〜5%台を維持しており、初心者が「高配当投資ってどういうもの?」を体感するにはわかりやすい銘柄。財務省が大株主であることも、一定の安心感につながります。
初心者へのアドバイス:
「高配当だから安心」と思って全力投資するのは危険です。2021年の減配のように、業績悪化時は配当が下がることもあります。ポートフォリオの一部(たとえば全体の10〜15%程度)に組み込む分散投資の一銘柄として検討するのが現実的です。NISAの成長投資枠との相性は良好です。
公務員の方へ:
JTは財務省が約33%を保有する特殊な会社です。職場によってはJT関連の情報が「内部情報」に該当するケースがごく稀にあります。念のため、所属機関のルールを確認しておくと安心です(多くの場合、一般の公務員には関係ありません)。本記事のデータは2025年12月期の確定値(出典:IRBANK)と2026年8月18日終値に基づきます。最新の数字は必ずご自身でご確認ください。
https://irbank.net/2914/dividend(配当金)https://finance.yahoo.co.jp/quote/2914.T(株価)
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【免責事項】本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。掲載データは2025年12月期確定値をベースにしています(出典:IRBANK)。株価は2026年8月26日終値時点です。株価・配当金・各種指標は常に変動します。投資にはリスクが伴います。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。当ブログは投資助言業者ではありません。
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