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https://irbank.net/8725)。株価は2026年8月26日終値です。「三井住友海上」「あいおいニッセイ同和損保」「三井ダイレクト損保」——これらを傘下に持つのがMS&ADインシュアランスグループホールディングス(証券コード:8725)です。東京海上HDと並ぶ国内損保最大手グループとして、損害保険・生命保険・金融サービスを展開しています。
ここ数年特に注目を集めているのが「政策保有株式の売却→株主還元強化」という動きです。東京証券取引所のPBR改善要求を受け、保有していた取引先株式を大量売却し、自社株買いと増配に振り向ける施策を積極展開。2023〜2024年にかけて大幅増配が実施されています。
東証PBR改善要求を受け、損保大手各社が政策保有株を大量売却。MS&ADも同様に売却益を株主還元(増配・自社株買い)に充当。2023〜2024年は大幅増配が続いており、今後もこの流れが継続する可能性があります。
基本情報
現在の株価・配当情報
スクリーニング指標
| 指標 | MS&ADの数値 | 目安・コメント |
|---|---|---|
| 配当利回り (株価に対する配当金の割合) | 3.44%(2027/3期予想170円) | 3.5%以上 ⚠️ わずかに下回る |
| 自己資本比率 (総資産に占める自己資本の割合) | 21.7%(2026/3期) | 40%以上 ⚠️ 下回る(保険業は預り資産が大きく低く出る) |
| PER (株価収益率・割安度の目安) | 17.04倍(2027/3期予想EPS294.86円) | 15倍以下 ⚠️ 上回る |
| PBR (株価純資産倍率) | 1.09倍(実績) | 1.5倍以下 ✅ |
| 配当性向 (利益のうち配当に回す割合) | 46.6%(2026/3期) | 20〜60% ✅ 増配の余力がある |
| ROE (自己資本利益率・経営効率) | 5.97%(2026/3期) | 8%以上 ⚠️ 下回る |
| 連続増配年数 | 10期以上(2017/3期以降すべて増配) | 分割調整後で確認 ✅ |
| 時価総額 (会社全体の値段) | 約7兆1,476億円 | 500億円以上 ✅ 超大型株 |
⚠️が4つ付きました。ただし自己資本比率21.7%は保険会社では普通の水準です。保険料として預かった資産が総資産に計上されるため、製造業と同じ基準では測れません。配当性向46.6%には余力があり、10期連続で増配している点がこの銘柄の芯です。利回り3.44%は当ブログの基準にわずかに届きません。
📊 上の5つの指標は、どれをどの順番で見るかで判断が変わります。見方は高配当株を買う前に見る5つの数字にまとめています。
10年グラフ
過去11期の配当金推移(分割調整後)
| 年度 | 1株あたり年間配当金 | 前年比 |
|---|---|---|
| 2017/3期 | 40.00円 | 基準年 |
| 2018/3期 | 43.33円 | 増配 +3.33円 |
| 2019/3期 | 46.67円 | 増配 +3.44円 |
| 2020/3期 | 50.00円 | 増配 +3.33円 |
| 2021/3期 | 51.67円 | 増配 +1.67円 |
| 2022/3期 | 60.00円 | 増配 +8.33円 |
| 2023/3期 | 66.67円 | 増配 +6.67円 |
| 2024/3期 | 90.00円 | 増配 +23.33円 |
| 2025/3期 | 145.00円 | 増配 +55円(還元強化) |
| 2026/3期 | 160.00円 | 増配 +15円 |
| 2027/3期(予想) | 170.00円 | 増配 +10円 |
MS&ADグループの事業内容
| グループ会社 | 主な事業 | 特徴 |
|---|---|---|
| 三井住友海上火災保険 | 自動車・火災・海上・傷害保険 | 国内損保最大手級。企業・個人向け幅広く対応 |
| あいおいニッセイ同和損保 | 自動車・火災・傷害保険 | トヨタグループ系ディーラーとの強固な関係 |
| 三井住友海上生命 | 生命保険 | 損保グループとしての生保展開 |
| 海外事業 | 欧米・アジアでの損保事業 | グローバル展開で収益多様化 |
🐨 コアラ先生のひとこと
この銘柄に注目した理由:
MS&ADは現在利回りが2〜3%台と「純粋な高配当株」の定義を下回ることもありますが、「増配の速度」と「総還元額の大きさ」が際立っています。政策保有株売却という構造的な株主還元強化の流れは数年単位で続く可能性があり、配当金の絶対額が今後もさらに上昇する可能性があります。長期保有で「配当が育っていく」銘柄として注目しています。
初心者へのアドバイス:
株価がすでに大きく上昇しているため、現時点での「利回り」は低めです。ただし、今後の継続増配を見越した「配当成長株」としてのアプローチが有効な銘柄です。「現在の利回り」だけでなく「3〜5年後の配当見通し」も考慮して投資判断してください。NISAの成長投資枠との相性は良好です。
注意点:
大規模自然災害(台風・地震・洪水等)が多発する年は、損保業の保険金支払いが急増し業績が大幅悪化するリスクがあります。また政策保有株売却は有限の施策であり、売却完了後の増配余力は変化します。本記事のデータは2026年3月期の確定値(出典:IRBANK)と2026年8月18日終値に基づきます。最新の数字は必ずご自身でご確認ください。
https://irbank.net/8725/dividend(配当金)https://finance.yahoo.co.jp/quote/8725.T(株価)
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【免責事項】本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。掲載データは2026年3月期確定値をベースにしています(出典:IRBANK)。株価は2026年8月26日終値時点です。配当金は2024年4月1日の1→3株式分割を調整し、分割後の株数基準に統一しています。株価・配当金・各種指標は常に変動します。投資にはリスクが伴います。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。当ブログは投資助言業者ではありません。
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