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「ハードオフ」といえば、オレンジ色の看板でおなじみのリサイクルショップです。 電子機器・楽器・家具・衣料品・おもちゃまで、幅広いジャンルの中古品を扱う ハードオフコーポレーション(証券コード:2674)は、 新潟県に本社を置くリユース業界のリーディングカンパニーです。
ここ数年で物価高・環境意識の高まりを背景に中古品市場は急拡大しています。 「買う人も売る人も増えている」この時代に、ハードオフの業績・配当は 右肩上がりの成長を続けています。
配当金は2017/3期の40円から2026/3期の85円へと約2.1倍に増加しました(2021/3期に一度減配、2022/3期から5期連続で増配)。 その実績を、コアラ先生がIRBANKのデータをもとに分析します。
基本情報
現在の株価・配当情報
スクリーニング指標
数値はIRBANK・Yahoo!ファイナンス(株価・PER・PBRは2026年11月4日時点、時価総額などは2026年10月7日時点/2026年3月期確定値)ベースです。
| 指標 | ハードオフの数値 | 目安・コメント |
|---|---|---|
| 配当利回り (株価に対する配当金の割合) | 3.85%(2027/3期予想92円) 実績ベース 3.55%(2026/3期実績85円) | 3.5%以上 ✅ 予想ベースで上回る(実績ベース3.55%はほぼ同水準) |
| 自己資本比率 (総資産に占める自己資本の割合) | 63.9%(2026/3期) | 40%以上 ✅ 大きく上回る |
| PER (株価収益率・割安度の目安) | 10.08倍(2027/3期予想) | 15倍以下 ✅ |
| PBR (株価純資産倍率) | 1.65倍(2026/3期実績) | 1.5倍以下 ⚠️ 上回る |
| 配当性向 (利益のうち配当に回す割合) | 46.9%(2026/3期) | 20〜60% ✅ 増配の余力がある |
| ROE (自己資本利益率・経営効率) | 12.46%(2026/3期) | 8%以上 ✅ 上回る |
| 連続増配年数 | 5期(2022/3期〜2026/3期) | 2021/3期に減配した実績あり |
| 時価総額 (会社全体の値段) | 約381億円 | 100億円以上 ✅(ただし小型株) |
✅が6つ付きました。自己資本比率63.9%・配当性向46.9%・PER10.08倍と、財務も割安度も高配当株の条件をよく満たしています。時価総額381億円は目安の100億円以上ですが、小型株である点には注意が必要です。売買が少ない日は思った値段で売れないことがあります。また2021/3期に40円から35円へ減配した実績もあります。
📊 上の指標は、どれをどの順番で見るかで判断が変わります。見方は高配当株を買う前に見る5つの数字にまとめています。
10年グラフ
過去10年の配当金推移
| 年度 | 1株あたり年間配当金 | 前年比 |
|---|---|---|
| 2017/3期 | 40円 | 基準年 |
| 2018/3期 | 40円 | 据え置き |
| 2019/3期 | 40円 | 据え置き |
| 2020/3期 | 40円 | 据え置き |
| 2021/3期 | 35円 | 減配 △5円 |
| 2022/3期 | 40円 | 増配 +5円(回復) |
| 2023/3期 | 60円 | 増配 +20円 |
| 2024/3期 | 76円 | 増配 +16円 |
| 2025/3期 | 78円 | 増配 +2円 |
| 2026/3期 | 85円 | 増配 +7円 |
| 2027/3期(予想) | 92円 | 増配 +7円 |
ハードオフの強さ:フランチャイズ×リユースモデル
ハードオフコーポレーションのビジネスの強さは、 「フランチャイズ収益」と「リユース市場の成長」の組み合わせにあります。
全国に展開するハードオフグループの店舗の大部分はフランチャイズ(FC)加盟店です。 本部はFC加盟店からロイヤリティ(売上の一定割合)を継続的に受け取る仕組みで、 景気変動の影響を受けにくい安定した収益構造を持っています。
| 業態 | 取扱ジャンル |
|---|---|
| ハードオフ | AV機器・楽器・パソコン・カメラ・ゲームなど |
| オフハウス | 家具・食器・衣料品・スポーツ用品など |
| ホビーオフ | おもちゃ・ホビー・フィギュアなど |
| ガレージオフ | 工具・アウトドア・農機具など |
物価高・節約志向・SDGs(サステナビリティ)への注目が高まる現代において、 リユース市場は「時代の追い風」を受けています。 「モノを大切に使う」文化の広がりは、ハードオフにとって長期的な成長ドライバーです。
🐨 コアラ先生のひとこと
この銘柄に注目した理由:
ハードオフの注目点は、2022/3期から5期連続で増配している株主還元の姿勢です。
2021/3期には減配(40円→35円)がありましたが、2023/3期には+20円・2024/3期には+16円と大幅増配を実施。
業績成長を配当にしっかり還元する経営姿勢は、長期保有を考える投資家にとって頼もしい実績です。
また「モノを売る人・買う人が増える」という社会トレンドと業績成長が
しっかり連動している点も、ビジネスが理解しやすく長期保有に向いています。
初心者へのアドバイス:
ハードオフは「知っているお店に投資できる」という点で、初心者にも理解しやすい銘柄です。
身近な中古品売買のお店がどうやって利益を出しているか、フランチャイズの仕組みを
学びながら投資を続けられます。
配当利回りは予想ベースで3.85%、実績ベースで3.55%と3.5%の目安をわずかに上回る水準で、
2023〜2024年の大幅増配(+20円・+16円)のように、増配の加速が続く局面では
取得価格ベースの利回り(受取配当÷購入単価)は大きく高まります。
長期保有の観点で「増配継続力」に注目してみてください。
注意点:
PBR(株価純資産倍率)が1.65倍と目安の1.5倍を上回り、純粋な「割安な高配当株」とは言いにくい面もあります。
配当利回りも実績ベースでは3.55%と、目安の3.5%とほぼ同じ水準です。
また、個人・企業の中古品売買はネットフリマ(メルカリ等)との競争も激化しています。
売上・利益の成長鈍化が起きた場合、株価・配当への影響も想定されます。
購入前に必ずIRBANKや会社IRページで最新データを確認してください。
配当金・業績データ(出典:IRBANK)
配当金:https://irbank.net/2674/dividend
財務データ:https://irbank.net/2674/results
トップページ:https://irbank.net/2674
株価データ
グラフの株価は各決算期末(3月末)の実際の終値です。右端のみ2026年11月6日終値。
Yahoo!ファイナンス:https://finance.yahoo.co.jp/quote/2674.T
株主優待の最新情報
ハードオフ公式IR:https://www.hardoff.co.jp/ir/
配当利回りの計算方法
年間配当金 ÷ 現在株価 × 100 = 配当利回り(%)
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1業種に偏らせないことが、高配当株では効いてきます。考え方はセクター分散の記事にまとめました。
【免責事項】本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄・金融商品への投資を推奨するものではありません。 掲載データは2026年3月期(2026/3期)確定値をベースにしています(出典:IRBANK)。株価は2026年11月6日終値時点です。株価・配当金・各種指標は常に変動します。 投資にはリスクが伴います。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。 当ブログは投資助言業者ではありません。
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