ジャックス(8584)の配当は大丈夫?利回りが高い理由と減配の歴史を10年分で確認

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⚠️ ご注意ください
この記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。掲載データは2026年3月期確定値をベースにしています(出典:IRBANK)。株価は2026年11月6日終値時点です。
📋 データについて:配当金・業績は2026年3月期の確定値(出典:IRBANK https://irbank.net/8584)、株価は各決算期末(3月末)の実際の終値です。

分割払いでの家電・車の購入、ショッピングクレジット、個人ローン——。日常のキャッシュレス決済を支えるインフラとして、クレジット・ローンの需要は底堅く存在します。株式会社ジャックス(証券コード:8584)は、クレジット・ローン・リースを柱とする信販大手です。

この記事で確認するのは、利回りが高い理由です。現在の利回りは6.05%ですが、配当が増えたからではなく、株価が下がったからです。2025/3期には減配もしています。10年分の配当と株価、利益の推移から確かめます。

基本情報

株式会社ジャックス
8584
その他金融業(クレジット・ローン・リース)
東証プライム
3月(3月31日)
年2回(中間・期末)
優待の有無は会社のIRで確認してください
三菱UFJフィナンシャル・グループと提携

現在の株価・配当情報

配当利回り(年間配当金 ÷ 現在株価 × 100)
6.05%
株価(2026年11月6日終値)
3,305円
1株あたり年間配当金(2027/3期予想)
200円
計算式:200円(配当金)÷ 3,305円(株価)× 100 = 6.05%
⚠️ 株価・配当金は常に変動します。必ず最新情報をご自身でご確認ください。

スクリーニング指標

❌が2つ、⚠️が1つ付きました(連続増配年数も「なし」です)。利回り6.05%という数字だけを見て判断してはいけない銘柄です。当期利益は238億円(2024/3期)→186億円→153億円→100億円(2027/3期予想)と3期連続で減っています。配当200円を維持する予想なので、配当性向は約89.6%まで上がります。自己資本比率7.9%は信販業の構造上のもので即座に危険ではありませんが、利益がこのまま戻らなければ減配の判断が出てもおかしくない水準です。

指標ジャックスの数値目安・コメント
配当利回り
(株価に対する配当金の割合)
6.05%(2027/3期予想200円)3.5%以上 ✅✅ 大きく上回る
自己資本比率
(総資産に占める自己資本の割合)
7.9%(2026/3期)40%以上 ❌ 大きく下回る(信販業は借入で資金を回す業態)
PER
(株価収益率・割安度の目安)
14.80倍(2027/3期予想)15倍以下 ✅ 利益が減る予想のため。実績ベースなら9.02倍
PBR
(株価純資産倍率)
0.50倍(2026/3期実績)1.5倍以下 ✅ 解散価値の半分
配当性向
(利益のうち配当に回す割合)
52.6%(2026/3期)→ 2027/3期予想では約89.6%20〜60% ❌ 来期は大きく超える見込み
ROE
(自己資本利益率・経営効率)
5.16%(2026/3期)8%以上 ⚠️ 下回る(3期連続で低下)
連続増配年数なし(2025/3期に減配)220円→190円の減配実績あり
時価総額
(会社全体の値段)
約1,666億円100億円以上 ✅

10年グラフ

2024年3月末の5,560円が高値です。そこから2026年11月4日の3,305円まで4割ほど下げています。 利益の減少が続いていることが背景にあります。 株価が下がったぶん利回りは6.05%まで上がりましたが、これは増配で上がった利回りではありません。
増配 減配 維持
金額は2017年10月の「5株→1株」の株式併合を調整した後の値です。 2017/3期の75円から2024/3期の220円まで伸びましたが、2025/3期に190円へ減配しています。 その後は200円に戻していますが、増配一本槍の銘柄ではありません。
期末株価で計算した利回りです。直近の6.05%は過去10期で最も高い水準です。 ただし配当が増えたからではなく、株価が4割ほど下がったからです。 利回りが高いときほど、なぜ高いのかを確かめてください。

過去10期の配当金推移

年度1株あたり年間配当金前年比
2017/3期75円基準年
2018/3期80円増配 +5円
2019/3期80円据え置き
2020/3期95円増配 +15円
2021/3期105円増配 +10円
2022/3期160円増配 +55円
2023/3期190円増配 +30円
2024/3期220円増配 +30円
2025/3期190円減配 △30円
2026/3期200円増配 +10円
2027/3期(予想)200円据え置き
📝 総評:金額は2017年10月の「5株→1株」株式併合を調整した後の値です(例:2017/3期の発表額15円 × 5 = 75円)。 2025/3期に220円から190円へ減配しています。連続増配銘柄ではありません。 ⚠️2027/3期は利益が100億円まで落ちる会社予想で、配当200円を維持すると配当性向は約89.6%になります。 利回り6.05%の高さは、この状況を織り込んだ株価の下落によるものです。

ジャックスのビジネス内容

事業カテゴリー主な内容特徴
クレジット事業分割払い・リボ払い・ショッピングクレジット家電・家具・リフォーム等の購入を分割払い支援
ローン事業住宅ローン・マイカーローン・フリーローン個人向け各種ローンの取り扱い
リース事業企業向け設備リース・オートリース法人・個人事業主向けの設備・車両リース
海外事業アジア向けオートローン・ファイナンスベトナム・インドネシア・フィリピン・カンボジアなどでの金融サービス

🐨 コアラ先生のひとこと

コアラ先生から読者のみなさんへ
💡

この銘柄に注目した理由:
ジャックスは、利回りが高い理由が「増配」ではなく「株価の下落」にある例として取り上げました。2022/3期から2024/3期は毎年増配(+55円・+30円・+30円)でしたが、2025/3期に190円へ減配しています。株価は2024年3月末の5,560円から4割ほど下がり、利回りは6.05%まで上がりました。

🌱

初心者へのアドバイス:
自己資本比率7.9%は、借入で資金を回す信販業の構造によるものです。見るのは、利益の推移と配当性向です。当期利益は238億円→186億円→153億円と減り、2027/3期は100億円の予想です。配当200円のままだと配当性向は約89.6%になります。購入を考えるなら、まずIRBANKで直近の利益推移を確認してください。

⚠️

注意点:
消費者金融・クレジット業は景気後退局面での貸倒れリスクが存在します。金利上昇も調達コスト増加につながる可能性があります。また金利規制や割賦販売法の改正など、法規制の動向にも注意が必要です。本記事のデータは2026年3月期の確定値(出典:IRBANK)と2026年11月6日終値に基づきます。最新の数字は必ずご自身でご確認ください。

📂 このページのデータはどこで調べたの?

https://irbank.net/8584/dividend(配当金)
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8584.T(株価)

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【免責事項】本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。掲載データは2026年3月期確定値をベースにしています(出典:IRBANK)。株価は2026年11月6日終値時点です。株価・配当金・各種指標は常に変動します。投資にはリスクが伴います。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。当ブログは投資助言業者ではありません。

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