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https://irbank.net/7956)、株価は2026年8月26日終値です。赤ちゃんのいる家庭で「ピジョン」の哺乳瓶を使ったことがない人はほとんどいないでしょう。株式会社ピジョン(証券コード:7956)は、1957年創業の育児・介護用品の総合メーカーです。
国内の哺乳瓶シェアはほぼ独占的。さらに中国・アジア・欧米でもブランドを確立し、売上高の半分以上を海外が占めるグローバル企業に成長しました。特に中国市場での存在感は圧倒的で、富裕層の「安全・安心な外国ブランド」への需要を取り込んできました。
ただし、ここ数年は中国の出生率低下・内需不振による業績への影響が課題となっており、株価は高値から大幅に調整しています。この「課題のある優良企業」をコアラ先生が徹底分析します。
基本情報
現在の株価・配当情報
スクリーニング指標
数値はIRBANK・Yahoo!ファイナンス(2026年8月18日時点/2025年12月期確定値)ベースです。
| 指標 | ピジョンの数値 | 目安・コメント |
|---|---|---|
| 配当利回り (株価に対する配当金の割合) | 3.92%(2026/12期予想76円) | 3.5%以上 ✅ わずかに上回る |
| 自己資本比率 (総資産に占める自己資本の割合) | 75.3%(2025/12期) | 40%以上 ✅✅ 高い |
| PER (株価収益率・割安度の目安) | 25.55倍(2026/12期予想EPS76.52円) | 15倍以下 ❌ 大きく上回る |
| PBR (株価純資産倍率) | 2.74倍(実績) | 1.5倍以下 ⚠️ 上回る |
| 配当性向 (利益のうち配当に回す割合) | 106.1%(2025/12期実績) | 20〜60% ❌ 利益を超える配当が続いている |
| ROE (自己資本利益率・経営効率) | 10.34%(2025/12期) | 8%以上 ✅ |
| 連続増配年数 | なし(2022/12期から76円で4期据え置き) | 増配は止まっている ⚠️ |
| 時価総額 (会社全体の値段) | 約2,526億円 | 500億円以上 ✅ |
❌が2つ付きました。最も重いのが配当性向106.1%です。利益より多い配当を4期続けて出しています(2022/12期122.6%、2023/12期108.7%、2024/12期106.1%)。財務は自己資本比率75.3%と極めて厚いため今すぐ払えなくなる状況ではありませんが、利益が回復しなければ減配の判断が出る構造です。「配当が減らないこと」を前提に持つ銘柄ではありません。
📊 上の5つの指標は、どれをどの順番で見るかで判断が変わります。見方は高配当株を買う前に見る5つの数字にまとめています。
10年グラフ
過去8期の配当金推移
| 年度 | 1株あたり年間配当金 | 前年比 |
|---|---|---|
| 2019/12期 | 70円 | 基準年 |
| 2020/12期 | 72円 | 増配 +2円 |
| 2021/12期 | 74円 | 増配 +2円 |
| 2022/12期 | 76円 | 増配 +2円 |
| 2023/12期 | 76円 | 据え置き |
| 2024/12期 | 76円 | 据え置き |
| 2025/12期 | 76円 | 据え置き |
| 2026/12期(予想) | 76円 | 据え置き |
ピジョンの事業内容
| 事業カテゴリー | 主な製品 | 特徴 |
|---|---|---|
| 育児用品 | 哺乳瓶・おしゃぶり・搾乳器・ベビーケア用品 | 国内市場ほぼ独占。中国・アジアでも強いブランド力 |
| 介護用品 | 介護食器・口腔ケア用品・スキンケア | 高齢化社会の長期需要。ピジョンブランドの信頼性 |
| 海外事業 | アジア・欧米向け育児用品 | 中国・アジア市場での展開。売上の50%超が海外 |
ピジョンの「哺乳瓶」はブランドそのもの。一度信頼したブランドは次の子でも使う、友人に勧めるという「ブランドロイヤリティ」が高い商品カテゴリーです。中国出生率低下という逆風はありますが、アジア・インド・アフリカなどの新興国市場への展開余地はまだ大きく、長期的な成長余地が残っています。
🐨 コアラ先生のひとこと
この銘柄に注目した理由:
ピジョンは「高配当株」ではありませんが、世界有数の育児用品ブランドを保有するという意味で希少な銘柄です。哺乳瓶という「一度選んだら変えにくい商品」のブランドは、参入障壁が高い。株価が調整している今こそ、長期的なブランド価値と財務健全性を評価して監視対象に加えておく価値があります。
初心者へのアドバイス:
現時点では配当利回りが1〜2%と低いため、純粋な「高配当株投資」には不向きです。ただし、中国事業の回復・新興国展開の進展により業績・配当が回復した際に上昇余地が大きい銘柄です。「ウォッチリスト銘柄」として定期的にIRBANKで業績確認することをおすすめします。
注意点:
中国の出生率低下はピジョンにとって構造的な逆風です。短期での業績回復が難しい可能性があり、配当のさらなる減少リスクも否定できません。本記事のデータは2025年12月期の確定値(出典:IRBANK)と2026年8月18日終値に基づきます。最新の数字は必ずご自身でご確認ください。
配当金・業績データ(出典:IRBANK)
配当金:https://irbank.net/7956/dividend
財務データ:https://irbank.net/7956/results
株価データ
Yahoo!ファイナンス:https://finance.yahoo.co.jp/quote/7956.T
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【免責事項】本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。掲載データは2025年12月期確定値をベースにしています(出典:IRBANK)。株価は2026年8月26日終値時点です。株価・配当金・各種指標は常に変動します。投資にはリスクが伴います。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。当ブログは投資助言業者ではありません。
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