【株式分析】ピジョン(7956)を徹底分析!
哺乳瓶国内外トップシェア・育児用品グローバルブランドの実力

本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。

⚠️ ご注意ください
この記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。掲載データは2025年12月期(2025/12期)確定値をベースにしています(出典:IRBANK)。株価は2026年8月26日終値時点です。最新情報は必ずYahoo!ファイナンス・IRBANKでご確認ください。
📋 データについて:配当金・業績は2025年12月期の確定値(出典:IRBANK https://irbank.net/7956)、株価は2026年8月26日終値です。
💡 コアラ先生からひとこと:ピジョンは配当利回りが1〜2%台と「高配当株」の定義(3.5%以上)には達していません。ただし、哺乳瓶世界トップクラスのブランド力・財務健全性・株価調整局面での仕込み候補として注目している銘柄です。

赤ちゃんのいる家庭で「ピジョン」の哺乳瓶を使ったことがない人はほとんどいないでしょう。株式会社ピジョン(証券コード:7956)は、1957年創業の育児・介護用品の総合メーカーです。

国内の哺乳瓶シェアはほぼ独占的。さらに中国・アジア・欧米でもブランドを確立し、売上高の半分以上を海外が占めるグローバル企業に成長しました。特に中国市場での存在感は圧倒的で、富裕層の「安全・安心な外国ブランド」への需要を取り込んできました。

ただし、ここ数年は中国の出生率低下・内需不振による業績への影響が課題となっており、株価は高値から大幅に調整しています。この「課題のある優良企業」をコアラ先生が徹底分析します。

基本情報

株式会社ピジョン
7956
その他製品(育児・介護用品)
東証プライム
12月(12月31日)
年2回(中間・期末)
なし(IRBANKで要確認)
海外売上比率50%超のグローバル企業

現在の株価・配当情報

配当利回り(年間配当金 ÷ 現在株価 × 100)
3.92%
株価(2026年9月9日終値)
1,938.5円
1株あたり年間配当金(2026/12期予想)
76円
計算式:76円(配当金)÷ 1,938.5円(株価)× 100 = 3.92%
⚠️ 株価・配当金は常に変動します。必ず最新情報をご自身でご確認ください。

スクリーニング指標

数値はIRBANK・Yahoo!ファイナンス(2026年8月18日時点/2025年12月期確定値)ベースです。

指標ピジョンの数値目安・コメント
配当利回り
(株価に対する配当金の割合)
3.92%(2026/12期予想76円)3.5%以上 ✅ わずかに上回る
自己資本比率
(総資産に占める自己資本の割合)
75.3%(2025/12期)40%以上 ✅✅ 高い
PER
(株価収益率・割安度の目安)
25.55倍(2026/12期予想EPS76.52円)15倍以下 ❌ 大きく上回る
PBR
(株価純資産倍率)
2.74倍(実績)1.5倍以下 ⚠️ 上回る
配当性向
(利益のうち配当に回す割合)
106.1%(2025/12期実績)20〜60% ❌ 利益を超える配当が続いている
ROE
(自己資本利益率・経営効率)
10.34%(2025/12期)8%以上 ✅
連続増配年数なし(2022/12期から76円で4期据え置き)増配は止まっている ⚠️
時価総額
(会社全体の値段)
約2,526億円500億円以上 ✅

❌が2つ付きました。最も重いのが配当性向106.1%です。利益より多い配当を4期続けて出しています(2022/12期122.6%、2023/12期108.7%、2024/12期106.1%)。財務は自己資本比率75.3%と極めて厚いため今すぐ払えなくなる状況ではありませんが、利益が回復しなければ減配の判断が出る構造です。「配当が減らないこと」を前提に持つ銘柄ではありません。

10年グラフ

2020年12月末の4,255円から2024年12月末の1,456円まで、3分の1近くまで下げました。中国事業の不振と国内の出生数減少が重なった時期です。2026年8月は1,938.5円まで戻していますが、高値からはまだ半値です。株価が下がったことで、利回りだけは1.69%から3.92%へ上がりました
増配 減配 維持
グラフは右側が真っ平らです。2022/12期から2025/12期まで4期連続で76円の据え置きで、増配も減配もしていません。減配していないのは立派ですが、この76円は利益を超える金額です(2025/12期の1株利益は71.64円)。利益が回復しないまま維持を続けるのは難しく、ここが最大の注目点です。
2020/12期の1.69%から2024/12期の5.22%まで上がりました。ただしこれは増配によるものではありません。配当は76円のまま、株価だけが3分の1に下がった結果です。利回りが上がる理由には2種類ある——増配で上がるのか、株価下落で上がるのか。この銘柄は後者です。

過去8期の配当金推移

年度1株あたり年間配当金前年比
2019/12期70円基準年
2020/12期72円増配 +2円
2021/12期74円増配 +2円
2022/12期76円増配 +2円
2023/12期76円据え置き
2024/12期76円据え置き
2025/12期76円据え置き
2026/12期(予想)76円据え置き
📝 総評:一度も減配していません。ただし2022/12期から76円で4期据え置きで、増配も止まっています。「連続増配銘柄」を探している人の条件には合いません。さらに配当性向は4期連続で100%を超えており(最大122.6%)、利益より多い配当を出している状態です。減配していない事実と、減配しやすい構造が同居している銘柄です。

ピジョンの事業内容

事業カテゴリー主な製品特徴
育児用品哺乳瓶・おしゃぶり・搾乳器・ベビーケア用品国内市場ほぼ独占。中国・アジアでも強いブランド力
介護用品介護食器・口腔ケア用品・スキンケア高齢化社会の長期需要。ピジョンブランドの信頼性
海外事業アジア・欧米向け育児用品中国・アジア市場での展開。売上の50%超が海外

ピジョンの「哺乳瓶」はブランドそのもの。一度信頼したブランドは次の子でも使う、友人に勧めるという「ブランドロイヤリティ」が高い商品カテゴリーです。中国出生率低下という逆風はありますが、アジア・インド・アフリカなどの新興国市場への展開余地はまだ大きく、長期的な成長余地が残っています。

🐨 コアラ先生のひとこと

コアラ先生から読者のみなさんへ
💡

この銘柄に注目した理由:
ピジョンは「高配当株」ではありませんが、世界有数の育児用品ブランドを保有するという意味で希少な銘柄です。哺乳瓶という「一度選んだら変えにくい商品」のブランドは、参入障壁が高い。株価が調整している今こそ、長期的なブランド価値と財務健全性を評価して監視対象に加えておく価値があります。

🌱

初心者へのアドバイス:
現時点では配当利回りが1〜2%と低いため、純粋な「高配当株投資」には不向きです。ただし、中国事業の回復・新興国展開の進展により業績・配当が回復した際に上昇余地が大きい銘柄です。「ウォッチリスト銘柄」として定期的にIRBANKで業績確認することをおすすめします。

⚠️

注意点:
中国の出生率低下はピジョンにとって構造的な逆風です。短期での業績回復が難しい可能性があり、配当のさらなる減少リスクも否定できません。本記事のデータは2025年12月期の確定値(出典:IRBANK)と2026年8月18日終値に基づきます。最新の数字は必ずご自身でご確認ください。

📂 このページのデータはどこで調べたの?

配当金・業績データ(出典:IRBANK)
配当金:https://irbank.net/7956/dividend
財務データ:https://irbank.net/7956/results

株価データ
Yahoo!ファイナンス:https://finance.yahoo.co.jp/quote/7956.T

最新情報を確認する

※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。

📣 気になった銘柄、口座を開いて購入してみよう

楽天証券・SBI証券はどちらも口座開設・維持費が無料。
NISA口座も同時に開設すれば、配当金を非課税で受け取れます。

【免責事項】本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。掲載データは2025年12月期確定値をベースにしています(出典:IRBANK)。株価は2026年8月26日終値時点です。株価・配当金・各種指標は常に変動します。投資にはリスクが伴います。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。当ブログは投資助言業者ではありません。

LINE配信

毎週土曜の朝、
利回り5%以上の銘柄リストが届きます

当ブログで解説している銘柄のうち、配当利回り5%以上のものを毎週まとめてお届けします。株価は金曜終値、配当は実際に支払われた実績ベース。計算の前提もすべて明記しているので、ご自身で確かめられます。

LINEで受け取る(無料)

メールアドレスの入力は不要です。
いつでもブロックできます。
特定の銘柄の購入を勧めるものではありません。

次に読まれている記事

高配当株スクリーニングの方法 →