【高配当株】ケル(6919)を徹底分析!
電子コネクタ専業メーカー・配当利回り4%台の実力

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⚠️ ご注意ください
この記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。掲載データは2026年3月期確定値をベースにしています(出典:IRBANK)。株価は2026年8月26日終値時点です。
📋 データについて:配当金・業績は2026年3月期の確定値(出典:IRBANK https://irbank.net/6919)、株価は各決算期末(3月末)の実際の終値です。

スマートフォン、パソコン、自動車の電子制御ユニット——現代の電子機器を内部でつなぐ縁の下の力持ちが「コネクタ」です。電気信号や電力を確実に伝える小さな部品ですが、製品の信頼性を左右する重要な存在です。

その電子コネクタを専業で製造・販売しているのがケル株式会社(証券コード:6919)です。産業機器・医療機器・通信機器・自動車関連向けに高精細・高信頼性のコネクタを供給し、国内の精密電子部品メーカーとして長年の実績を持ちます。

地味な存在ながら電子機器の普及とともに着実に成長し、配当利回り4%台を安定的に維持してきた高配当株としてコアラ先生が注目します。

基本情報

ケル株式会社
6919
電気機器(電子コネクタ専業メーカー)
東証プライム
3月(3月31日)
年2回(中間・期末)
なし(IRBANKで要確認)
産業機器・医療機器・通信・自動車関連

現在の株価・配当情報

配当利回り(年間配当金 ÷ 現在株価 × 100)
5.64%
株価(2026年9月9日終値)
1,418円
1株あたり年間配当金(2027/3期予想)
80円
計算式:80円(配当金)÷ 1,418円(株価)× 100 = 5.64%
⚠️ 株価・配当金は常に変動します。必ず最新情報をご自身でご確認ください。

スクリーニング指標

❌が5つ付きました。この銘柄で最も重い数字は配当性向276.6%です。当期利益2.1億円に対して配当を出し続けており、2027/3期の会社予想(当期利益1.3億円)どおりなら配当性向は約447.7%=利益の4.5倍になります。これは典型的な「タコ配」の形で、過去に貯めた内部留保を取り崩して配当を払っている状態です。自己資本比率80.7%と蓄えが厚いためすぐに払えなくなるわけではありませんが、利益が戻らなければ減配は避けられません。実際に2025/3期には95円から80円へ減配しています。利回り5.64%だけを見て買う銘柄ではありません。

指標ケルの数値目安・コメント
配当利回り
(株価に対する配当金の割合)
5.64%(2027/3期予想80円)3.5%以上 ✅✅ ただし下の配当性向を必ず読んでください
自己資本比率
(総資産に占める自己資本の割合)
80.7%(2026/3期)40%以上 ✅✅ 高い
PER
(株価収益率・割安度の目安)
81.6倍(2027/3期予想EPS17.87円)15倍以下 ❌ 利益急減のため大きく上回る
PBR
(株価純資産倍率)
0.70倍(実績)1.5倍以下 ✅ 解散価値を下回る
配当性向
(利益のうち配当に回す割合)
276.6%(2026/3期実績)→ 2027/3期予想では約447.7%20〜60% ❌ 利益をはるかに超える配当
ROE
(自己資本利益率・経営効率)
1.37%(2026/3期)8%以上 ❌ 大きく下回る
連続増配年数なし(2025/3期に減配)95円→80円の減配実績あり
時価総額
(会社全体の値段)
約106億円500億円以上 ❌ 下回る小型株

10年グラフ

2024年3月末の1,871円が高値で、そこから2026年8月の1,418円まで2割超下げています。 当期利益が8.52億円(2024/3期)→4.02億円→2.1億円と減り続けていることが背景です。 利回りが高く見えるのは、株価が下がったからです
増配 減配 維持
金額は2016年10月の「2株→1株」の株式併合を調整した後の値です。 2017/3期の26円から2023/3期の95円まで伸びましたが、2025/3期に80円へ減配しました。 以後は80円で据え置きです。増配が続く銘柄ではありません
期末株価で計算した利回りです。おおむね5%前後で推移しています。 ただしこの高さは配当が多いからではなく、利益に対して配当が重すぎるからです。 2026/3期の配当性向は276.6%。利益の2.8倍を配当に回しています。 利回りの数字だけでなく、必ず配当性向とセットで見てください。

過去10期の配当金推移

年度1株あたり年間配当金前年比
2017/3期26円基準年
2018/3期36円増配 +10円
2019/3期39円増配 +3円
2020/3期39円据え置き
2021/3期41円増配 +2円
2022/3期81円増配 +40円(大幅増配)
2023/3期95円増配 +14円
2024/3期95円据え置き
2025/3期80円減配 △15円
2026/3期80円据え置き
2027/3期(予想)80円据え置き
📝 総評:金額は2016年10月の「2株→1株」株式併合を調整した後の値です。 2025/3期に95円から80円へ減配しています。 ⚠️さらに重いのは配当性向で、2025/3期144.8%・2026/3期276.6%と、 利益を大きく超える配当が3期続いています。2027/3期の会社予想どおりなら約447.7%です。 この配当は利益ではなく過去の蓄えから出ています。利回りの高さだけで判断しないでください。

ケルの事業内容

製品カテゴリー主な用途特徴
FPCコネクタスマートフォン・タブレット・液晶パネル高精細・薄型・小型化に対応
基板対基板コネクタ産業機器・通信機器・医療機器高信頼性・長寿命が求められる用途向け
電源コネクタサーバー・ネットワーク機器・EV充電大電流・高電圧対応
I/Oコネクタ計測機器・産業用ロボット・FA機器耐振動・耐環境性に優れた設計

ケルの競争力は「高信頼性・カスタム対応力」にあります。量産型の汎用品では差別化が難しいコネクタ市場において、産業機器・医療機器・計測器向けの要求仕様が厳しい領域に特化することで、価格競争から距離を置いた安定したビジネスを展開しています。IoT・5G・EV化の進展により電子機器の接続ニーズは今後も拡大が見込まれます。

🐨 コアラ先生のひとこと

コアラ先生から読者のみなさんへ
💡

この銘柄に注目した理由:
「コネクタ」は電子機器が増えるほど必ず必要になる部品です。スマホ・EV・産業用ロボット・医療機器——どの分野が伸びても電子コネクタの需要は拡大します。その専業メーカーが配当利回り4%台を維持しているのは魅力的です。コロナ禍の一時減配後に毎年10円ずつ増配している回復力も評価できます。

🌱

初心者へのアドバイス:
時価総額が比較的小さめ(数百億円規模)なため、流動性には注意が必要です。ただし自己資本比率が高く財務は健全です。配当利回り4%台・安定した増配基調は長期保有前提の高配当投資に向いた特徴です。まずIRBANKで自己資本比率・配当性向・営業キャッシュフローを確認しましょう。

⚠️

注意点:
電子部品業界は景気サイクルの影響を受けやすく、スマホ・PCの需要低迷期には売上が落ち込む局面があります。また中国・台湾メーカーとの価格競争リスクもあります。コロナ禍の2020年には実際に減配になった点は記憶しておきましょう。本記事のデータは2026年3月期の確定値(出典:IRBANK)と2026年8月18日終値に基づきます。最新の数字は必ずご自身でご確認ください。

📂 このページのデータはどこで調べたの?

https://irbank.net/6919/dividend(配当金)
https://finance.yahoo.co.jp/quote/6919.T(株価)

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【免責事項】本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。掲載データは2026年3月期確定値をベースにしています(出典:IRBANK)。株価は2026年8月26日終値時点です。株価・配当金・各種指標は常に変動します。投資にはリスクが伴います。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。当ブログは投資助言業者ではありません。

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