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https://irbank.net/6345)でご確認のうえ、投資判断をされてください。
電柱の上で作業する電力会社の作業員。通信ケーブルを張る工事現場。 橋梁や高速道路の点検作業——。これらの現場で活躍する「高所作業車」を 国内最大手として製造しているのがアイチコーポレーション(証券コード:6345)です。
東京エレクトロンと並ぶトヨタグループ傘下のメーカーとして、 電力・通信・建設・道路管理などインフラ維持に欠かせない特殊作業車両を供給しています。 日本の社会インフラの老朽化対策が進むなか、高所作業車の需要は長期的に安定して見込まれます。
地味な存在ながら、インフラを支える「縁の下の力持ち」として着実に配当を積み上げてきた アイチコーポレーションの魅力を、コアラ先生が徹底解説します。
基本情報
現在の株価・配当情報
スクリーニング指標
数値はIRBANK・Yahoo!ファイナンス(2026年8月18日時点/2026年3月期確定値)ベースです。
| 指標 | アイチコーポレーションの数値 | 目安・コメント |
|---|---|---|
| 配当利回り (株価に対する配当金の割合) | 4.50%(2027/3期予想65円) | 3.5%以上 ✅ 大きく上回る |
| 自己資本比率 (総資産に占める自己資本の割合) | 81.2%(2026/3期) | 40%以上 ✅✅ 高い |
| PER (株価収益率・割安度の目安) | 14.15倍(2027/3期予想EPS103.78円) | 15倍以下 ✅ |
| PBR (株価純資産倍率) | 1.27倍(実績) | 1.5倍以下 ✅ |
| 配当性向 (利益のうち配当に回す割合) | 59.6%(2026/3期) | 20〜60% ✅ 上限に近い |
| ROE (自己資本利益率・経営効率) | 8.83%(2026/3期) | 8%以上 ✅ わずかに上回る |
| 連続増配年数 | 7期(2020/3期〜2026/3期) | 2019/3期のみ据え置き。減配は2017/3期以降なし |
| 時価総額 (会社全体の値段) | 約912億円 | 500億円以上 ✅ |
📊 上の5つの指標は、どれをどの順番で見るかで判断が変わります。見方は高配当株を買う前に見る5つの数字にまとめています。
10年グラフ
過去10期の配当金推移
| 年度 | 1株あたり年間配当金 | 前年比 |
|---|---|---|
| 2017/3期 | 18円 | 基準年 |
| 2018/3期 | 22円 | 増配 +4円 |
| 2019/3期 | 22円 | 据え置き |
| 2020/3期 | 24円 | 増配 +2円 |
| 2021/3期 | 32円 | 増配 +8円 |
| 2022/3期 | 34円 | 増配 +2円 |
| 2023/3期 | 36円 | 増配 +2円 |
| 2024/3期 | 40円 | 増配 +4円 |
| 2025/3期 | 55円 | 増配 +15円(大幅増配) |
| 2026/3期 | 60円 | 増配 +5円 |
| 2027/3期(予想) | 65円 | 増配 +5円 |
アイチコーポレーションの製品ラインナップ
「高所作業車」と一口に言っても、用途・高さ・駆動方式によって多種多様な製品があります。 アイチコーポレーションは国内トップシェアを誇り、そのラインナップは業界最広級です。
| 製品カテゴリー | 主な用途 | 需要先 |
|---|---|---|
| 高所作業車(トラック搭載型) | 電柱・街灯・看板・橋梁の点検・保守 | 電力会社・通信会社・道路管理者 |
| 高所作業車(自走式) | 倉庫・工場・建設現場の高所作業 | 建設会社・物流倉庫・製造業 |
| 穿孔機(せんこうき) | 電柱設置のための地面穴掘り | 電力・通信インフラ整備 |
| 小型クレーン・作業台 | 軽量荷物の高所搬送・小規模工事 | 建設・設備工事業者 |
特に注目すべきは日本のインフラ老朽化問題との相性です。 高度経済成長期に整備された橋梁・道路・電力設備・通信設備の老朽化が進み、 点検・補修・更新工事の需要が今後20〜30年にわたって見込まれています。 そのすべてに高所作業車が必要となるため、中長期的な需要の安定性が期待できます。 また海外(アジア・北米)でも事業展開を進めており、グローバル成長の余地も残っています。
財務の安定性
数値は2026年3月期の確定値です(出典:IRBANK)。
| 年度 | 売上高(参考) | 営業利益(参考) | 自己資本比率(参考) |
|---|---|---|---|
| 2020/3期 | 約840億円 | 約 40億円 | 約52% |
| 2021/3期 | 約800億円 | 約 35億円 | 約53% |
| 2022/3期 | 約870億円 | 約 50億円 | 約54% |
| 2023/3期 | 約960億円 | 約 65億円 | 約55% |
| 2024/3期 | 約1,050億円 | 約 80億円 | 約57% |
2021/3期はコロナ禍と半導体不足の影響で一時的に売上・利益が落ち込みましたが、 2022年以降は急回復。インフラ整備需要の高まりで2024/3期には売上が1,000億円を超える水準に達しています。 自己資本比率50〜57%台は製造業として堅実な財務体質を維持しており、トヨタグループとしての信頼性も安定収益の背景にあります。
🐨 コアラ先生のひとこと
この銘柄に注目した理由:
アイチコーポレーションの最大の強みは「インフラ維持という需要の永続性」です。
電柱や橋梁がある限り、点検・補修作業は必ず発生します。
少子高齢化や建設業の人手不足が進む中、高所作業車による省人化・安全化の需要は増すばかりです。
さらにトヨタグループの一員として財務規律が高く、配当継続への姿勢も評価できます。
初心者へのアドバイス:
配当利回りが3.5〜4%台と高配当株の目安を安定して満たしている点は魅力的です。
ただし株価水準は低め(数百円〜千円台前半)で、単元購入(100株)でも比較的手の届きやすい価格帯です。
NISAの成長投資枠を活用して少数株から始め、インフラ需要を肌で感じながら長期保有するのに向いた銘柄です。
まずはIRBANKで直近の配当金・自己資本比率を確認してみてください。
注意点:
建設・インフラ工事は景気・公共投資予算の動向に影響を受けます。
コロナ禍では実際に減配が発生しており、景気後退局面での配当変動リスクは頭に入れておきましょう。
また半導体・鋼材など原材料コストの上昇が利益率に影響する可能性もあります。
本記事の配当金・財務データは2026年3月期の確定値です(出典:IRBANK)。株価は2026年8月26日終値です。最新の数字は必ずご自身でご確認ください。
配当金・業績データ(出典:IRBANK)
配当金:https://irbank.net/6345/dividend
財務データ:https://irbank.net/6345/results
トップページ:https://irbank.net/6345
株価データ
グラフの株価は各決算期末(3月末)の実際の終値です。
Yahoo!ファイナンス:https://finance.yahoo.co.jp/quote/6345.T
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1業種に偏らせないことが、高配当株では効いてきます。考え方はセクター分散の記事にまとめました。
【免責事項】本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄・金融商品への投資を推奨するものではありません。 掲載データは2026年3月期確定値をベースにしています(出典:IRBANK)。株価は2026年8月26日終値時点です。 最新の配当金・財務データはIRBANKでご確認ください。 株価・配当金・各種指標は常に変動します。投資にはリスクが伴います。 投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。 当ブログは投資助言業者ではありません。
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