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https://irbank.net/3817)でご確認のうえ、投資判断をされてください。
「SRA」という社名を聞いてピンとくる人は、IT業界のベテランでしょう。 SRAホールディングス(証券コード:3817)は、1967年創業のソフトウェア開発の老舗です。 日本にUNIXシステムを普及させた先駆者であり、オープンソース文化を支えてきたITパイオニアでもあります。
派手さはありませんが、50年以上にわたる実績と官公庁・金融・製造業向けの安定した受託開発が収益基盤。 そして投資家に特に評価されているのが、「累進配当」の方針です。 一度上げた配当は下げない——その約束を守り続けることが、長期投資家に支持される理由です。
地味ながら実力派のIT高配当株・SRAホールディングスを、コアラ先生が徹底解説します。
基本情報
現在の株価・配当情報
スクリーニング指標
数値はIRBANK・Yahoo!ファイナンス(2026年8月18日時点/2026年3月期確定値)ベースです。
| 指標 | SRAホールディングスの数値 | 目安・コメント |
|---|---|---|
| 配当利回り (株価に対する配当金の割合) | 4.70%(2027/3期予想220円) | 3.5%以上 ✅ 大きく上回る |
| 自己資本比率 (総資産に占める自己資本の割合) | 64.7%(2026/3期) | 40%以上 ✅✅ 高い |
| PER (株価収益率・割安度の目安) | 10.78倍(2027/3期予想EPS435.34円) | 15倍以下 ✅ |
| PBR (株価純資産倍率) | 1.72倍(実績) | 1.5倍以下 ⚠️ 上回る |
| 配当性向 (利益のうち配当に回す割合) | 45.1%(2026/3期) | 20〜60% ✅ 増配の余力がある |
| ROE (自己資本利益率・経営効率) | 16.67%(2026/3期) | 8%以上 ✅✅ 大きく上回る |
| 連続増配年数 | 7期(2021/3期〜2027/3期予想) | 2018〜2020/3期は110円で据え置き。減配は2017/3期以降なし |
| 時価総額 (会社全体の値段) | 約655億円 | 500億円以上 ✅ ただし小型株の部類 |
📊 上の5つの指標は、どれをどの順番で見るかで判断が変わります。見方は高配当株を買う前に見る5つの数字にまとめています。
10年グラフ
過去10期の配当金推移
| 年度 | 1株あたり年間配当金 | 前年比 |
|---|---|---|
| 2017/3期 | 90円 | 基準年 |
| 2018/3期 | 110円 | 増配 +20円 |
| 2019/3期 | 110円 | 据え置き |
| 2020/3期 | 110円 | 据え置き |
| 2021/3期 | 120円 | 増配 +10円 |
| 2022/3期 | 130円 | 増配 +10円 |
| 2023/3期 | 140円 | 増配 +10円 |
| 2024/3期 | 160円 | 増配 +20円 |
| 2025/3期 | 180円 | 増配 +20円 |
| 2026/3期 | 200円 | 増配 +20円 |
| 2027/3期(予想) | 220円 | 増配 +20円 |
SRAホールディングスの事業内容
SRAグループの中核は、長年培ってきた受託ソフトウェア開発です。 華やかなSaaS企業とは異なりますが、その安定性こそが高配当の源泉です。
| 事業領域 | 主な内容 | 特徴 |
|---|---|---|
| ソフトウェア開発 | 官公庁・金融・製造業向け業務システム開発 | 長年の取引実績で安定した受注基盤 |
| ITインフラ・運用 | サーバー構築・ネットワーク設計・運用保守 | 保守・運用のストック収益で安定 |
| オープンソース関連 | Linux・PostgreSQL等のOSS導入支援・サポート | 日本へのUNIX・OSS普及の先駆け |
| セキュリティ・クラウド | クラウド移行支援・セキュリティ対策 | DX推進の需要取り込みで成長中 |
SRAグループの強みは、「案件単体の受託」から「長期保守契約」へのシフトです。 一度導入したシステムの保守・運用は長期契約が多く、景気変動の影響を受けにくいストック型収益を生み出します。 また官公庁や金融機関向けは信頼性・実績重視のため、新規参入が難しく既存取引先との関係が長続きする傾向があります。
財務の安定性
数値は2026年3月期の確定値です(出典:IRBANK)。
| 年度 | 売上高(参考) | 営業利益(参考) | 自己資本比率(参考) |
|---|---|---|---|
| 2020/3期 | 約340億円 | 約 35億円 | 約62% |
| 2021/3期 | 約350億円 | 約 38億円 | 約63% |
| 2022/3期 | 約370億円 | 約 42億円 | 約64% |
| 2023/3期 | 約400億円 | 約 48億円 | 約65% |
| 2024/3期 | 約430億円 | 約 54億円 | 約67% |
自己資本比率60〜67%は、IT企業として健全な水準です。 有利子負債はほとんどなく、手元キャッシュ豊富な「無借金経営に近い状態」を維持しています。 売上・営業利益ともに緩やかな成長が続いており、配当の持続性を裏付けています。
🐨 コアラ先生のひとこと
この銘柄に注目した理由:
SRAホールディングスで最も注目すべきは「累進配当方針」です。
一度上げた配当は下げない——この約束を守り続けることは、経営の自信の表れでもあります。
コロナ禍でも減配しなかった実績は、財務の健全性と収益安定性を証明しています。
「IT株は値動きが激しい」というイメージを覆す、地味で堅実な高配当株の代表格です。
初心者へのアドバイス:
株価が右肩上がりに上昇している分、現時点の利回りは3.4%前後と目安の3.5%をやや下回ることもあります。
ただし累進配当の性質上、株価が下がれば利回りが自動的に高まるため、
「株価下落→利回り上昇→買いチャンス」という仕組みを理解して待つのが賢い戦略です。
IRBANKでウォッチリストに入れておき、株価調整時に仕込むことをおすすめします。
注意点:
受託開発は人材依存のビジネスです。エンジニア採用難・人件費上昇が続く中、
利益率の維持が課題となる可能性があります。
また「累進配当方針」は法的拘束力ではなく経営方針のため、
業績が著しく悪化した場合は変更される可能性もあります。
本記事の配当金・財務データは2026年3月期の確定値です(出典:IRBANK)。株価は2026年8月26日終値です。最新の数字は必ずご自身でご確認ください。
配当金・業績データ(出典:IRBANK)
配当金:https://irbank.net/3817/dividend
財務データ:https://irbank.net/3817/results
トップページ:https://irbank.net/3817
株価データ
グラフの株価は各決算期末(3月末)の実際の終値です。
Yahoo!ファイナンス:https://finance.yahoo.co.jp/quote/3817.T
配当利回りの計算方法
年間配当金 ÷ 現在株価 × 100 = 配当利回り(%)
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【免責事項】本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄・金融商品への投資を推奨するものではありません。 掲載データは2026年3月期確定値をベースにしています(出典:IRBANK)。株価は2026年8月26日終値時点です。 最新の配当金・財務データはIRBANKでご確認ください。 株価・配当金・各種指標は常に変動します。投資にはリスクが伴います。 投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。 当ブログは投資助言業者ではありません。
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