年末の株はいつまで売買できる?2026年は12月28日(月)15:30が最終日|期限一覧

本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。

2026年の年末、国内株の売買で年内の取引になる最後の日は、12月28日(月)15:30です。 取引所は12月30日(水)まで開いていますが、12月29日以降に成立した売買は、2027年の扱いになります。

NISAで年内に買うとき、含み損の株を売って配当の税金を戻す「損出し」をするとき、12月末の配当の権利を取るとき。 この3つは、どれも12月28日(月)が最終日です。 ただし、投資信託は株より早く、12月18日(金)から25日(金)が期限です(楽天証券の場合)。

📌 この記事でわかること
  • 2026年の年末の期限カレンダー(12月10日のボーナスから、1月4日の取引再開まで)
  • なぜ最終日が12月28日なのか(「受渡日」のしくみ)
  • NISA・損出し・12月末の配当の期限と、それぞれの記事
  • 投資信託の期限の調べ方(ファンドごとに違う)
🎬 この記事の内容を動画で見る(2分2秒)
年末の期限のうち、損出しの部分を約2分で見られます。記事はこの続きで、NISA・12月末の配当・投資信託の期限と、受渡日のしくみまで載せています。

まず結論:2026年の年末カレンダー

日付何の日・何の期限か
12月10日(木)国家公務員のボーナスの支給日。買うお金が入る日(ボーナスでNISAを始める記事)
12月18日(金)〜25日(金)投資信託の年内の買付の期限(楽天証券のNISA)。ファンドごとに違う(下の表)
12月21日(月)投信積立の設定の目安(楽天銀行のマネーブリッジで、12月分を増やす場合)
12月25日(金)米国株の買付の期限(午前7:00・楽天証券のNISA)。国内株の夜間取引の最後も、この日の23:59
12月28日(月)15:30国内株の年内の最終日。NISAの年内買付、損出しの売却、12月末の配当の権利付最終日が、ここに重なる
12月29日(火)権利落ち日。この日に成立した国内株の売買は、受渡が2027年1月4日(2027年の扱い)
12月30日(水)大納会(取引所の年内の最後の取引日)。売買はできるが、2027年の扱い
12月31日(木)取引所は休業日
2027年1月4日(月)2027年の最初の取引日(大発会)。NISAは、2027年の新しい年間の枠が使える

※休業日は日本取引所グループのカレンダー、買付の期限は楽天証券の公式ページ(2026年10月1日掲載)で確認しました(2026年10月23日)。 SBI証券のNISAのページは、確認した時点で、2026年末の日程がまだ掲載されていませんでした。使っている証券会社の案内も見てください。

1. なぜ最終日が12月28日なのか:「受渡日」のしくみ

株を買うと、お金と株を実際に交換する日が来ます。この日を受渡日(うけわたしび)といいます。 国内株の受渡日は、売買が成立した日(約定日)から数えて3営業日目です。つまり、成立した日の2営業日あとです。

年末は、12月31日が休業日です。そのため、12月29日に成立した売買は、受渡が12月31日にならず、年が明けた1月4日になります。

売買が成立した日受渡日どの年の扱いか
12月25日(金)12月29日(火)2026年
12月28日(月)12月30日(水)2026年(最後)
12月29日(火)1月4日(月)2027年
12月30日(水)1月5日(火)2027年

NISAの年間の枠は、受渡日が年内かどうかで決まります(楽天証券・SBI証券の案内)。 株の売却の損益も、国税庁の通達(措置法通達37の10・37の11共-1)では、原則として引渡しのあった日(受渡日)で考えます。 どちらも、12月28日が最終日になるのは、このためです。

通達は、契約日(約定日)で申告する方法も、納税者の選択として認めています。ただ、特定口座の損益は証券会社が計算します。 年末ぎりぎりに売るときは、受渡日が年内かで考え、証券会社の年間取引報告書の日付で確認するのが安全です。

2. 12月28日までに終わらせる3つのこと

① NISAの枠を使う:年内の買付は12月28日(月)15:30まで

NISAの年間の枠(年360万円)は、使わなかった分を翌年に繰り越せません。ただし、生活防衛資金(急な出費や収入減に備える、すぐ使える貯金)を削ってまで使い切る必要はありません。 翌年1月には、また新しい枠が使えます。使い切るかどうかの判定はNISAの枠が余ったときの記事にまとめました。

② 損出し:含み損の株を売るのも12月28日(月)まで

特定口座(源泉徴収あり)で配当を受け取っている人は、含み損の株を年内に売ると、その年の配当にかかった税金が戻ります。 売るのは、12月28日(月)の取引時間内までです。NISA口座の含み損では、税金は戻りません。 計算例と注意点は損出しの記事を見てください。

③ 12月末の配当をもらう:権利付最終日は12月28日(月)

12月に決算の会社の期末配当をもらうには、12月28日(月)の取引の終わりに、その株を持っている必要があります。 12月29日(火)の権利落ち日に買っても、配当はもらえません。 もらえるのは、年間の配当のうち、期末の分(およそ半分)です。当ブログで分析した12月決算の銘柄は12月権利の高配当株の記事に一覧があります。

NISAで配当を非課税にするには、受け取り方の設定が必要です(株式数比例配分方式の確認手順)。 また、権利付最終日に向けて買うと、翌日の配当落ちで株価が下がりやすい点にも注意してください(配当落ちはいつ戻るのか)。

3. 投資信託は、株より期限が早い

投資信託は、申込から受渡までの日数が、ファンドごとに違います。株のように「12月28日まで」ではなく、12月18日(金)から25日(金)に期限が分かれます。 NISAのつみたて投資枠で投資信託を買っている人は、ここを先に確認してください。

受渡が、申込から何営業日目のファンドか年内の買付の期限(楽天証券のNISA)
4営業日目12月25日(金) 15:30
5営業日目12月24日(木) 15:30
6営業日目12月23日(水) 15:30
7営業日目12月22日(火) 15:30
8営業日目12月21日(月) 15:30
9営業日目12月18日(金) 15:30

※出典は楽天証券「2026年のNISAお取引スケジュールのご案内」(2026年10月1日掲載)です。投資信託は、ファンドによって申込の締切時間が15:30以外のこともあります。

自分のファンドが何営業日目かは、ファンドの詳細ページの「受渡日」の項目で見られます。 たとえば、受渡が7営業日目の「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」は、証券口座(楽天銀行のマネーブリッジ)からの積立で、12月分の設定の締切が12月21日(月)です(楽天証券の案内)。

⚠️ 12月29日以降の注文は、2027年の扱いになります

12月29日(火)と30日(水)は、取引所が開いているので注文はできます。ただし、国内株の受渡は2027年になり、NISAも損出しも2026年には入りません。 「年内に間に合った」と思って注文しても、翌年の扱いになる点に注意してください。

4. 公務員の人は、12月10日のボーナスから逆算する

国家公務員のボーナスは、2026年は12月10日(木)に支給されます。ここから12月28日(月)の最終日までは、土日を除くと13日あります(12月10日を含む)。 期限の近い順に、次の3つを決めておくと、あわてずに済みます。

  1. 口座を11月中に申し込んでおく。ボーナスが入る日に、すぐ買える状態にするためです。NISA口座の開設は、郵送の申込だと1週間〜3週間、オンラインで本人確認をすれば1〜2営業日(仮開設)です(楽天証券の案内)。
  2. 使う金額を決める。生活防衛資金を引いた、残りの範囲にします。
  3. 買う日を分ける。最終日の12月28日に一度に入れるより、数回に分けるほうが、値動きの影響を小さくできます。

ボーナスの月数や、NISAに回してよい人の判定はボーナスでNISAを始める記事にまとめました。 お子さんの口座を考えている人は、2027年1月に始まる「こどもNISA」の記事も見てください(こどもNISAの始め方)。

※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。

📣 年末に使うなら、口座は11月中に用意しておく

口座開設は無料・維持費も0円です。NISA口座は、総合口座と同時に申し込めます。
申込の流れは楽天証券の口座開設ガイド、他社との比較は証券口座の比較記事を見てください。

よくある質問

Q. 年末の株の売買は、2026年は何日までできますか?

取引所は12月30日(水)まで開いていて、売買はできます。ただし、年内の取引として数えられる国内株の最終日は12月28日(月)です。株は、売買が成立した日の2営業日後に、お金と株を交換します(受渡)。12月31日は休業日なので、12月29日に成立した売買は、受渡が2027年1月4日になります。

Q. 12月29日や30日に買った株は、2026年のNISA枠で買えますか?

買えません。NISAの年間の枠は、受渡日が年内かどうかで決まります(楽天証券・SBI証券の案内)。12月29日以降に成立した国内株の買付は、受渡が2027年になり、2027年の枠が使われます。

Q. 損出し(含み損の売却)は、いつまでに売ればいいですか?

国内株なら、12月28日(月)の取引時間内(15:30まで)に売ります。国税庁の通達は、株の売却の収入の時期を、原則として「引渡しのあった日」(受渡日)としています(契約日で申告する選択も認められています)。12月28日に売れば、受渡は12月30日で、2026年の損益になります。12月29日に売ると、受渡は2027年1月4日で、2027年の損益になります。特定口座の損益は証券会社が計算するので、年間取引報告書の日付も確認してください。

Q. 12月末の配当をもらうには、いつまでに買えばいいですか?

12月28日(月)が、2026年12月の権利付最終日です。この日の取引の終わりに株を持っていれば、12月末の配当(期末配当)の権利がもらえます。12月29日(火)は権利落ち日で、この日に買っても、12月末の配当はもらえません。

Q. 投資信託の年末の期限は、株と同じですか?

同じではありません。投資信託は、申込から受渡までの日数がファンドごとに違うため、年内の期限が12月18日(金)から12月25日(金)の15:30までに分かれます(楽天証券の場合)。自分のファンドの受渡日が「申込から何営業日目」かを、ファンドの詳細ページで確認してください。

Q. SBI証券やほかの会社の期限は、楽天証券と同じですか?

受渡日のしくみ(国内株は約定の2営業日後)は、どの証券会社でも同じです。ただし、期限の時刻や、投資信託・外国株の期限は会社ごとに違います。SBI証券のNISAのページは、2026年10月23日に確認した時点で、2026年末の日程がまだ掲載されていませんでした。使っている証券会社の案内で確認してください。

Q. 大納会とは何ですか?2026年はいつですか?

大納会(だいのうかい)は、取引所の年内の最後の取引日です。2026年は12月30日(水)です。12月31日は休業日で、2027年最初の取引日(大発会)は1月4日(月)です(日本取引所グループの休業日カレンダー)。

まとめ

  • 国内株の年内の最終日は12月28日(月)15:30。12月29日・30日の売買は、2027年の扱い
  • 理由は、受渡が約定の2営業日後で、12月31日が休業日だから
  • NISAの年内買付・損出しの売却・12月末の配当の権利付最終日は、すべて12月28日
  • 投資信託は株より早く、12月18日(金)〜25日(金)(楽天証券の場合。ファンドごとに違う)
  • 公務員のボーナスは12月10日(木)。12月28日までは13日あるので、買う日を分ける

今日やるのは、証券会社の画面で、持っている投資信託の「受渡日」が何営業日目かを見ることと、手帳に12月25日(金)と12月28日(月)の2つの日付を書くことです。

【免責事項】本記事は情報提供のみを目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。取引所の休業日は日本取引所グループのカレンダー、NISAの買付の期限は楽天証券の公式ページ(2026年10月1日掲載)、株の売却の時期は国税庁の通達(措置法通達37の10・37の11共-1)に基づきます(いずれも2026年10月23日確認)。SBI証券とほかの会社の期限は、確認した時点で未掲載か、会社ごとに異なります。期限は証券会社・商品によって異なり、変更される場合があります。個別の税務上の取り扱いは、税務署または税理士にご相談ください。株式投資・投資信託には元本割れのリスクがあります。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。当ブログは投資助言業者ではありません。