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高配当株の権利確定は3月と9月に集中しますが、12月に権利が確定する銘柄もあります。2026年は12月28日(月)が権利付最終日です。 当ブログで分析した65銘柄のうち、12月決算は9銘柄でした。 ただし、12月28日に買って受け取れるのは期末配当(年間のおよそ半分)だけです。期末配当だけの利回りは1.85〜2.73%でした。
- 2026年12月の権利付最終日と権利落ち日
- 12月決算の9銘柄の、年間配当・中間配当・期末配当と利回り
- 100株を持っていた場合に、12月末の権利で受け取れる金額
- 12月28日に駆け込みで買う前に、見ておく3つのこと
まず結論:12月28日に買う前に確かめること
| あなたの状況 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 12月の配当だけを目当てに、権利付最終日に買う | 向かない買い方 | 受け取れるのは半年分。翌日の配当落ちで株価が下がりやすい |
| もともと長く持ちたい銘柄で、買う時期を探している | 12月の権利を一つの区切りにしてよい | 配当の時期より、銘柄の中身と価格で決める |
| 2026年のNISA枠が残っている | 12月28日(月)15:30(楽天証券の国内株)が期日 | NISAの年内買付の期日と、権利付最終日が同じ日 |
※日付は日本取引所グループのカレンダーと当ブログの権利付最終日カレンダー、NISAの期日は楽天証券の案内で確認しました(2026年10月22日)。
1. 2026年12月の権利付最終日は12月28日(月)
株の受渡は、約定日の2営業日後です。2026年12月31日(木)は取引所の休業日なので、12月の権利を得るには、12月28日(月)までに買って、その日の取引の終わりに持っている必要があります。 権利落ち日は12月29日(火)です。この日に売っても、権利は残ります。
2. 12月決算の9銘柄:期末配当と利回り
当ブログで個別に分析した銘柄のうち、12月決算の9銘柄です。年間配当の利回りが高い順に並べました。
| 銘柄 | 年間配当(予想) 利回り | 中間配当 (2026年6月・実績) | 期末配当(予想) 期末だけの利回り | 100株の期末配当 (税引前) |
|---|---|---|---|---|
| 立川ブラインド工業(7989) | 120円 4.69% | 50円 | 70円 2.73% | 7,000円 特定口座 約5,578円 |
| ニチリン(5184) | 190円 4.57% | 95円 | 95円 2.28% | 9,500円 特定口座 約7,570円 |
| 竹本容器(4248) | 38円 4.33% | 19円 | 19円 2.17% | 1,900円 特定口座 約1,514円 |
| CDS(2169) | 74円 4.27% | 37円 | 37円 2.13% | 3,700円 特定口座 約2,948円 |
| 船井総研HD(9757) | 48円 3.98% | 24円 | 24円 1.99% | 2,400円 特定口座 約1,912円 |
| ヒューリック(3003) | 67円 3.85% | 33.5円 | 33.5円 1.92% | 3,350円 特定口座 約2,669円 |
| サカタインクス(4633) | 100円 3.70% | 50円 | 50円 1.85% | 5,000円 特定口座 約3,984円 |
| JT(2914) | 272円 3.71% | 136円 | 136円 1.85% | 13,600円 特定口座 約10,837円 |
| ピジョン(7956) | 76円 3.69% | 38円 | 38円 1.85% | 3,800円 特定口座 約3,028円 |
※年間配当は会社予想(株探の通期予想。JTは2026年7月30日の会社発表で272円に引き上げ)、中間配当は2026年6月末の権利の実績です。期末配当は「年間配当(予想)−中間配当(実績)」で私が計算しました。利回りは2026年10月21日終値で計算しています。特定口座の手取りは20.315%の源泉徴収を引いた概算です。予想は変更される場合があります。
年間の利回りでは、立川ブラインド工業(4.69%)が最も高く、期末だけでも2.73%です。立川ブラインド工業は、2026年12月期からDOE(純資産配当率)4.0%を配当の下限に置きました。中間50円・期末70円で、期末の比重が大きくなっています(DOEの記事)。 JTは、7月30日に年間配当の予想を242円から272円に引き上げ、期末は136円の予想です。
9銘柄を100株ずつ持つと、投資額は約244万円、12月末の権利で受け取る期末配当は合計50,250円(税引前)です。 NISA口座で受け取れば、この金額がそのまま入ります。
ピジョンは、配当性向が100%を超えた年が続いています(ピジョンの記事)。利益より多くの配当を出している状態は、長くは続けられません。 年間の利回りの高さは、株価が下がった結果である場合もあります。それぞれの記事で、配当の中身と財務を確かめてください。
3. 12月28日に駆け込みで買う前に、見ておく3つのこと
- 受け取れるのは半年分。9銘柄はどれも年2回の配当で、2026年の中間配当の権利は6月末に過ぎています。12月28日に買って受け取るのは、期末配当だけです。
- 翌日は配当落ちで下がりやすい。当ブログの実測では、配当落ちで下がった株価が権利付最終日の終値に戻るまで、中央値で24営業日かかりました(配当落ちはいつ戻るのか)。権利を取ってすぐ売るつもりなら、配当より値下がりが大きくなることがあります。
- 特定口座なら、配当に20.315%の税金がかかる。NISA口座なら非課税ですが、受取方式を株式数比例配分方式にしておく必要があります(確認手順)。
反対に、もともと長く持ちたい銘柄なら、12月の権利を「買う時期の区切り」にする考え方はあります。その場合も、1回で全額を買わず、時期を分けると、価格の偏りを小さくできます(買い時の3つの基準)。
4. 12月末の権利の配当は、3月に届く
12月決算の会社の期末配当は、3月に届きます。正確な日付は、各社の決算短信に書かれた「配当支払開始予定日」で確認できます(配当金が入る月の記事)。 年末に含み損の株を売って税金を取り戻す方法は、年末の損出しの記事にまとめました。
年末の他の期限(NISA・投資信託・12月末の配当の権利)は、年末の株の期限カレンダーにまとめました。国内株の年内の最終日は12月28日(月)15:30です。
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よくある質問
Q. 2026年12月の権利付最終日はいつですか?
12月28日(月)です。権利落ち日は12月29日(火)です。2026年12月31日(木)は取引所の休業日で、株の受渡は約定の2営業日後です。そのため、12月28日までに買って持っていれば、12月末の権利を得られます。
Q. 12月28日に買えば、年間配当を全部受け取れますか?
受け取れるのは期末配当(12月末の権利)の分だけです。この記事の9銘柄は年2回配当で、2026年の中間配当の権利はすでに過ぎています。期末配当だけの利回りは、年間の利回りのおよそ半分です。
Q. 12月末の権利の配当は、いつ受け取れますか?
12月決算の会社の期末配当は、3月に届きます。正確な日付は、各社の決算短信の「配当支払開始予定日」で確認できます(配当金が入る月の記事にまとめています)。
まとめ
- 2026年12月の権利付最終日は12月28日(月)、権利落ち日は12月29日(火)
- 当ブログで分析した12月決算は9銘柄。期末配当だけの利回りは1.85〜2.73%(年間の約半分)
- JTは7月に年間配当の予想を272円へ引き上げ、期末は136円の予想
- 権利付最終日の駆け込みは、翌日の配当落ちに注意。戻るまでの中央値は24営業日(当ブログの実測)
- NISA枠で買うなら、楽天証券の国内株の期日も12月28日(月)15:30
今日やるのは、表の9銘柄のうち、気になる銘柄の個別記事を開いて、配当の中身(配当性向・財務)を確かめることです。利回りの順位だけで決めないでください。
【免責事項】本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。年間配当は会社予想(株探の通期予想、JTは会社発表)、中間配当は2026年6月末の権利の実績、株価は2026年10月21日終値に基づきます。期末配当と利回りは私が計算した値で、会社予想は変更される場合があります。取引所の休業日は日本取引所グループのカレンダー、NISAの期日は楽天証券の案内(いずれも2026年10月22日確認)によります。配当落ちの日数は当ブログの過去の実測で、将来を保証するものではありません。株式投資には元本割れのリスクがあります。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。当ブログは投資助言業者ではありません。
